会社設立時に届出を出さないとどうなるの?
会社設立の届出はどんなものがあるのか教えてください。またどこで手続きをすればいいのか、初心者なのでわかりやすく教えていただけると助かります。もし、会社設立時に届出を出さないとどういうことになるのでしょうか?
会社設立の届出は、法務局で設立登記の手続きを行います。その為には定款、資本金の払込証明書、発起人の決定書、設立時役員の就任承諾書、印鑑証明書、株式会社設立登記申請書、登録免許税貼付用台紙、登記すべき事項を保存した記録メディア、印鑑届出書などいくつもの書類をあらかじめ揃えておく必要があります。
届出をしないと、銀行からの借り入れなどで信用調査の書類を求められる場合すぐ発覚しますし、取引先の税務調査が入った際でもわかります。会社設立には避けて通れない義務ですのできちんと届出を出しましょう。
会社設立後に必要な届出先を知りたい
会社設立後、必要書類を必要機関に提出することにより、社会的に認められた会社としてのスタートが成り立ちます。法人税や消費税の、国へ納める税金に関する届け出を所轄の税務署にする必要があります。6種類あります。まず法人設立届出書とは会社設立した事を税務署に届け出る書類。
次に青色申告の承認申請書、こちらは税務署指定の用紙があります。そして給与支払事務所等の開設届出書、提出期限は会社設立1ヶ月以内となります。源泉所得税の納金の特例の承認に関する申請書、こちらは提出期限は特に設けてありません。棚卸資産の評価方法の届出書と減価償却資産の償却方法の届出書の2種類は任意となっています。
以上の国税関係とは別に、都道府県や市町村に開業の届出(法人設立届出)も必要となってきます。住民税、事業税などの地方税の関係書類です。地域別で異なってきますので必ず役所での確認をしなければなりません。会社設立にはたくさんの書類が必要です。困った時には税理士を頼れば、安心です。