個人事業から会社設立した場合の年商の変化について質問です
夫婦でそれぞれ個人事業を営んでいましたが、これを一緒にして会社設立しました。年商は別々に計算をしていたのですが、会社を設立することによって税額などはどう変化するのでしょうか?不利な点などがあったら教えてください。
年商とは一般的には売上高のことをいいます。税金の計算は、売上高ではなく、利益を基に行いますので、その点はまず注意してください。
個人事業者が会社設立をして事業形態を移行した場合は税金のメリットが大きくあります。税金を減らして、浮いた資金を事業活動に回せば、年商が増える可能性も多くあります。
給与所得控除を使って利益を圧縮することや、個人事業主とは違い会社設立をした場合には所得の分散が出来るので、現在の累進課税制度の中では節税をすることが出来ます。そして浮いた資金を事業活動に回して、年商を増やすことが出来るのです。個人事業の場合も家族に給与を支払うことが出来ますが、税金に関しては多くの制約があるので、事前に税務署などに届出をする手続きなどが複雑になります。
会社設立を行い年商アップを目指す
せっかく会社設立をするからには満足のいく年商を目指したいものです。
その為にはまず、会社設立をする際の立地を考えてみる事が大切になります。業種によっては立地場所によって客足が違ってきますので、それによって年商にも影響してしまいます。会社設立後に宣伝活動をしっかりと行う事も大切になります。
会社設立を行っても世間から認知されていなければビジネスチャンスはなかなか生まれてきません。広く知られてこそチャンスは生まれますので、まずは営業回りや販促品の活用、インターネットでの宣伝活動など色々な方面からアプローチしてみる事が大切です。
年商アップの為には商品力を鍛えるという事も大切です。やはり商品に力があってこそ売上が上がりますし、その結果年商のアップにも繋がっていきます。反対に商品に力がなければ顧客も付きませんし、売上の増加も見込めません。
その為、もし売上が芳しくない時には商品の見直しをしてみるという事も大切です。