会社設立に必要な人数な何人なのか
アパートをいくつか所有しているのですが、不動産管理会社を作れば節税ができるという話を聞きました。会社設立に必要な人数は最低何人なのでしょうか?また、その節税が出来る理由や仕組みも合わせて教えて下さい。
会社設立に必要な人数は最低一人です。アパートをいくつか所有しているとのことですが、家族数人で会社設立し、アパートを会社に売却して、家賃収入が会社に入るようにして、自分以外の家族に給料として支払うことで収入の分散が図れるというのが節税の仕組みです。
他にも生命保険を利用した節税や個人では3年しかない損失の繰り越しが、会社だと9年あるなどのメリットもあります。いずれにせよ会社設立に必要な人数は一人ですが、会社にする目的をしっかり考えることが大事です。
会社設立における人数は何人必要なのでしょうか
株式会社を設立する場合の人数と言うのは、現在では1人からでも会社設立する事は可能です。
従来の会社法の中では、会社設立を行う場合には、複数の人数が必要だったのです。
まず、役員の人数と言うものは、取締役が最低でも3名が必要でした。また、監査役を最低でも1名専任しなければならなかったのです。
従来の株式会社設立と言うのは、最低資本金の額が1,000万円と言う金額が必要だったことからも、資本だけではなく取締役や監査役などを揃える事が出来ずに、有限会社設立や、個人事業主として会社を作っていた人も多いものです。
会社法は平成18年5月1日に新会社法として施行され、以降は一人でも会社を作れるようになりました。また、人数だけではなく、最低資本金の額も1円から株式会社を設立する事が出来るようになり、従来と比較すると大きく緩和されていると言えます。
もちろん新会社法における取締役の数は任意に定めることができます。必ずしも1名ではなく、複数名にすることもできます。
尚、新会社法における役人の数と言うのは自由設定であり、必ずしも1名だけではなくても良いのです。