会社設立に必要な書類の種類について知りたい
今回初めて会社設立をしようと考えています。そこで、必要な書類について、初めて会社を設立しようとする素人のみで作成は可能なのでしょうか。それともプロの手を借りて書類を用意しなければならないのでしょうか。
会社設立に必要な書類はプロの手を借りずとも一人で用意する事が可能です。必要書類は多くありますが、書籍やインターネットで調べながら準備をすれば、専門家でなくても用意することが出来ますので安心して下さい。
また、会社設立に関して、どのような形態なのかによって必要書類は変わってきますのでよくご確認下さい。そして用意した書類を持って一度法務局に足を運んで相談するとより確かでしょう。結論としては、会社設立に関する書類はご自身で準備することもできます。しかし、調べる時間や作成する手間、間違った時のやり直しなどのことは念頭に入れておいてください。専門家に任せた方がスムーズに進むことは間違いありません。
会社設立における商号の調査と書類について
会社設立を行う時には、まずは会社の事業目的、会社の商号、役員の選任、発起人および資本金の額と言った、会社の基本的な事柄についてまとめておくことが大切です。これは会社設立を行う際に書類として提出する定款を作成するためにも重要な事で、いきなり書類を作成すると言ってもそう簡単な事ではありません。
また、会社にはそれぞれ商号と言うものが在ります。従来の会社法の中では、商号と言うものには類似商号の調査が必要でした。これは会社設立を行う際に、法務局に届け出を行うのですが、管轄が同一となる法務局内では同じような事業目的を持つ、同一の商号の会社を登記する事が出来ませんでした。
現在では新会社法が施行されたことにより、類似商号の緩和が行われていますが、同じような事業目的で、しかも同じ商号の会社が同一管轄内にあれば、あまり良いものではありません。そのため、会社設立を行う場合には、商号を確認した上で、定款と言う書類を作成するケースが多いと言えるのです。定款は公証人役場で認証を得ることになります。また、法務局で登記を行う際には、印鑑証明の書類を必要とします。